土を起こす前に土壌診断を行い、石灰を撒いて土壌酸度を調整します。長年の勘や経験だけに頼るのではなく、科学的な見地も取り入れながら、常により良い栽培方法を追い求めております。
当農園では、田んぼに水を張る前に、一度土をカラカラの状態に乾かしております。土の中に酸素を取り込んで微生物の活動を活発化させることで、昨年の稲わらの腐食を早め、有機物堆肥として活用するためです。
「芽出し」は、種籾を32度のぬるま湯に浸けて発芽させる作業です。
雑菌の繁殖を防ぐために農薬を使用するのが一般的ですが、当農園では穀物酢を活用し、より安全なお米作りを行っております。